いばです。





先週は照明や音響を使った最後の通し稽古で、

たたきの方も寒い中、いよいよラストスパートに迫っておりました。


ホント最近、稽古やたたきに行くのが軽く憂鬱で、

何が嫌かってーと、移動するにあたっての荷物です。

文鎮のように重いリュックを背負い、

両手には、小物ならまだしも、大きなお荷物でいっぱい。

デカデカとしたダンボールや発砲スチロールなどを担いで、

名古屋の地下鉄という地下鉄を毎回のごとく縦横横断しておりました。

この荷物で、カゴなし自転車で駅まで向かい、

帰宅となれば駅からカゴなし自転車で帰るわけですからはなはだ大変です。

稽古場がどんだけオアシスだったことかっ。

体の節々が痛み、仕事に出てる日よりもドッと疲れます。むしろ出勤日が休息。


都会暮らしの僕には車なんて必要ないと思ってた人間でありましたが、

切実に車だったらどんだけ楽だったことかと思い知らされました。

たとえ貧しくても、切り詰めて生活してても、

芝居人にとって乗用車は必須アイテムだ。

と言われてた意味がなんとなく分かった気がします。こりゃいるわ。


まぁドタバタした２月ではございましたが、

たたきも終わりましたし、だいぶ落ち着いたかな？


っと、思いきや小道具や事務的な作業が残ってるじゃありませんか。

全然追いつかない。

追いつかないけど、割と楽しんでます。


いいだろう、僕、今しっかり生きてるんだぜ。